面接を受けていくと内定が出る。面接を受けているのだから、自分としても志望度がある会社なのは当たり前だが、その内定は、本当に受けて良いのか?一度立ち止まって確認してほしい。
自分が重視する要素は?
労働には3要素がある。
- お金
- 時間
- 強度
この3つの要素が全て満たされる会社はほとんどない。全部ダメなブラック企業すらある。僕が推奨する化学業界の営業職は26歳くらいなら、
- お金:そこそこ(額面400万円前後)
- 時間:短い(年間休日120日以上)
- 強度:低い(18時くらいで皆帰る)
これくらいの条件が目安になる。まず、化学業界という時点で年間休日と強度は合格ラインに達すると思われる。そういう業界特性があるからだ。ただ年収は幅がある。条件面は以上だ。
仲間になれそうか?
面接の際に、社内の雰囲気を聞けていたら、それについていけるかどうか?という予感も大切だ。
例えばゴルフが盛んなら、それは受け入れる必要がある。飲み会が多そうなら、それも受け入れる必要がある。職場という人間関係のコミュニティには時間やお金を投資しなくてはならないのだ。これをケチると、大きな損失を招く。1を支払うから、10を得られるのだ。「お付き合い」をすれば良いだけなので、コスパは良い。
例えば僕がイヤだなと思う「お付き合い」は何か考えてみた。
- ギャンブル
- 風俗・キャバクラ
これらを趣味としている人はいなくはなかったが、少なかった。基本的に化学業界は紳士的な人が多い業界だからだと思う。前職は建築業だったので、パチンコや競馬・風俗が盛んだったので大変だった。自分の感性とマッチしないであろう社風の会社には入らないほうが良い。そのリスクが少ないのが化学業界だと僕は思う。
良い求人は気長に探そう
これまで説明したように、労働の3条件と、その社内の雰囲気が重要だ。これらを兼ね備えた求人がエージェントの元にあるかどうかは、正直、運だ。だから、その運を気長に待つ姿勢も必要だ。安易に今ある求人の中から一番マシなのを選ぶということはやめよう。
転職は新卒採用のように時期が決まっているものではない。僕が入社したホワイト企業も、数年に1回の募集で、たまたま僕は出会えた。エージェントにいくのが半年遅かったら、出会えていなかった。こういう事もあるからエージェントの登録だけはしておき、準備をしておこう。僕は自身の経験から、まず最初にはリクルートエージェントに行ってみることをおすすめする。業界最大手で最多の案件数をもつリクルートは定番だ。わけのわからない零細エージェントから行かないこと。僕はそれをやってめんどくさい目に遭ってしまい、結局リクルートに行った経緯がある。
続き:現職をやめる
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