現状ブラックの営業マンが転職すべき会社とは?

※当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています
知識習得

このページに辿り着いたあなたは、現在、ブラックな環境で営業をしている人だと思う。僕も以前はブラック環境で営業マンをやっていて、転職をしたくてググりまくっていた。

しかし当時は転職を進めるサイトはあっても具体的にどんな会社を探すべきなのかを解説したサイトはなかった。そのニーズに対し、自分の体験から情報共有をしていく。

結論から言うと狙うべきはヒトが辞めない会社だ

離職率に注目する

業界、企業により給与水準は違うし、休日日数も違う。その数字だけを追って探してみても、良い会社なのかブラックなのか、実態は入ってみなければわからない。その実態を示しているのが離職率だ。

離職率は、実際に働いている社員が「納得している」「割に合う」と思っている、リアルな数値だ。給与が低くても業務が軽ければ、離職率は低い。低い給与で重労働・長時間労働・精神的プレッシャーがかかるなら、割に合わないので離職率は高い。業務が大変でも、高い給与が約束されているので続ける人が多いパターンもある。どちらを選ぶか、どの程度のバランスを望むかは人それぞれだ。

つまり人が辞めないマトモな企業は、お金と時間が天秤にかかっていて多くの社員がそれに納得しているという事だ。離職率はそのバロメーターだ。さらに、勤続年数・平均年齢も指標となる。勤続年数が平均で10年以上、平均年齢40歳近辺のような会社は定年まで働いている人が多いという証拠だ。人が定年まで勤められる企業というのはホワイトの証だ。この勤続年数・平均年齢は上場会社ならば四季報、非上場会社でも非上場会社の四季報で確認可能だ。掲載されていない会社は、転職エージェントに聞いてみよう(情報がない場合もあるが)。

年収の目安

20代中盤なら400万円を超える企業を狙おう。僕の実体験では、400万(手取り320万程)がないと、趣味、友人・異性との交際、服装、車の維持などに支障をきたす。車がなくていい、趣味はありません、実家住みですという人はもっと低くても良いかもしれないが、そういうことではない。

メタ的な視点として、400万のオファーが出せない会社は儲かっていないので、検討する価値はあまりない。儲かっていない企業が、このご時世で貴重な20代をこき使ってやろうと思っている。350万という数字にはそんな狙いが透けて見える。こういう企業は昇給も遅いしペースも遅い。

あなたがわざわざ入る価値はない。

時間=休日日数

時間に関しては残業等もあるが、重要なのは休日日数だ。新卒は軽視しがちだが、年間休日は120日ないと、人間らしい生活、家族、趣味、友達関係、恋愛を送る事ができなくなる。その対価は、すべてブラック企業に吸い取られるハメになる。

僕は年間休日80日の会社に新卒で入ったが、シンプルにきつかった。その分、給与は多かった(稼働日数が多いだけ)が、それよりも自分の時間がないというのは辛かった。付き合いたての彼女と休日が合わず会えなかったり、友達と遊びにいけなかったり…もったいない事をたくさんした。

若いうちしかできないことは若いうちにやっておくこと。でないと、30歳を過ぎてオッサンになってから20代みたいな遊び方をするイタいオッサンになってしまうぞ。

NA(ノーアンサー)に注意

ここまでで、お金と時間(休日)についての重要性は伝わったかと思う。これらの情報は、就職四季報や各種就職サイトに情報が載っている。ここで注意して欲しいのは、特に離職率を「NA(ノーアンサー)」としている企業だ。NAにするのは、やましい思いがあるからだ。

社員が辞めず、勤続年数が長いというのは、経営側からしたら誇りとなる数字。これを伏せているというのは離職率が高いからに他ならない。どんなに給与や休日の数字が良くても、業務内容が過酷だったり、その企業に将来性がないと社員が納得していない事を暗に示している。

実は大手企業にもこのパターンは多い。つまり人が辞めているという事だ。人が辞めるのには原因がある。注意しよう。

転職エージェントに呪文を

さて転職を考えている人ならば、僕は転職エージェントを利用する事をお勧めする。転職エージェントが持っている資料には、離職率、平均勤続、年齢ももちろん載っている。

※エージェント向け資料でも数値をNAにしている企業はあるので注意。

転職エージェントに対し、

「年収400、休日120、離職率低め、勤続年数年齢マシマシで」

とラーメン屋みたく呪文を唱えればいくつか候補を提示してくれる。というか、エージェント側からしたら手強い求職者になる事は間違いない…笑

エージェントにはエージェントの都合もあり、彼らは彼らのためにも転職先をオススメしてくる。その思惑を全てシャットアウトしてこの条件を繰り出されたら、彼らがアレンジできる部分がほとんどない。申し訳ないが、こちらは人生がかかっているので妥協はしたくないのだ。

続き:文系MARCHは銅のアンカーを狙え

(2020.3.28追記)「営業マンである限り、どんな会社でもどうせブラックなんだろ?」と思っているかもしれない。かつての私もそう思っていて、絶望していた。しかしながら、ホワイトな営業職も、少ないが確実に存在している。ブラックとホワイト、私はどちらも体験した中で、なぜブラックになってしまうのか、なぜホワイトでいられるのか、研究し続けた。そのレポートとして電子書籍をしたためた。この記事でその書籍の詳細と解説をしているので、興味がある人は読んでみて欲しい。ホワイトな営業職は、確かに実在している。

参考記事

コメント