転職エージェントをオススメする理由

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知識習得

前記事で転職には手段がいくつかあるが、その中でも特にエージェントがオススメだと説明した。その理由を詳しく説明する。

相談できる

まず、転職が初めての人にはこれが大きい。そもそも今いる会社の労働環境は、待遇は普通なのかどうか、多くの求職者と普段から接しているエージェントに相談することができる。自分がブラックだと感じていても「いや、それはどこの会社もありますよ」ということもあれば、自分が普通だと思っていたことが実は違法な環境だったりもする。

僕がかつて勤めていた企業は、営業マンに対し9時から20時までの拘束時間を雇用契約書で明記していた。法定の8時間を超えているわけだが、カラクリがある。休憩時間3時間を取らせているので、実質労働時間が8時間だという論理。いわく営業マンの移動時間は仕事じゃないのでその分の3時間は休憩だという主張だが、おかしい論理だ。移動が仕事に含まれないとかいうなら、「どこでもドア」を支給しろという話だ。

だが僕は当時、社会経験の少ない新卒だったので、納得していた。さらにみなし残業代の会社だったので、22時くらいまでみんな残業していた。そんな会社は世間一般にはおかしいのだ。でも僕はエージェントに相談して初めてわかった。

逆に、自分がブラックだと思っていても、実はそれ合法で、有り得ますよ、というパターンもあるかと思う。一度、自分の労働環境が適正なのかどうか、意見をもらうという意味でもエージェントとの面談はオススメだ。

一緒に探してくれる

次に、自分が求めている条件の会社を一緒に探してくれるのも大きい。自分で探すのは大変だ。情報がありすぎて時間が足りない。また、友達・親という素人ではなく、転職のプロであるエージェントだから頼りになる。

人にはそれぞれ、職場に対して重視するポイントがある。それを軸に一緒に探してくれる人がいるのはとても効率が良い。自分が知らなかった業界や企業を提案してくれる事もあり、知見が広がるのは間違いない。

エージェント限定求人

エージェントのみに求職者情報を出している会社もある。こういう会社は転職サイトには掲載していないパターンも多く、求職サイトやハロワだけでは案件がある事自体を察知できない。

こういう会社は、数を採用したい会社ではなく、良い人がいたら、という厳選を望んでいる会社で、人が辞めにくい会社の可能性が高まる。退職者が多い会社は、補充のために多くの求職者にリーチする必要があるので転職サイトがメインになる。もちろん全てがそうだとは言えないが、傾向はある。

僕も現職のホワイト企業は、エージェントのみの募集だったと入社してから知った。採用を司る人曰く

転職サイトで応募すると変なヤツもたくさん来ちゃうから面倒くさい。エージェントに、良さそうな人材だけ紹介しろと言ってある

との事だった。採用する側の意見を聞くと、エージェントを重視する考え方も納得できる。

裏情報を聞ける

さらにエージェントは裏情報を持っている。別に違法なものではないが、その会社に過去、何人がそのエージェント会社から転職して、何人が辞めた、続いている、などの貴重な情報が得られる。

僕が勤めている会社は、就職四季報などでみると、実は3年以内離職率が20%くらいある。だが、それは現場や一般職の人も含めた数字であり、営業部に関しては離職率0%だ。その情報を聞いて、僕は面接を受けようと決めた。これはエージェント会社しか知り得ない貴重な情報だ。

注意点

最後にエージェントには注意点もある。まず、エージェントも営業マンであるという点だ。彼らは我々、求職者という商品を仕入れて、企業に紹介し、売る。売れたら(転職が決まったら)、紹介料がもらえるというビジネスだ。いわく、その求職者の年収の3分の1くらいの報酬となるようだ。

ということは、彼らも多くの転職を、単価の高い案件を決めたいと思うのは当然のことだ。その事情により、求職者本人が望んでいない転職を勧めてくるパターンもある。実際に僕は、メーカー希望と明記したのに、クレジットカード会社や生命保険会社ばかりを紹介された。こういうエージェントもいる。

エージェント利用の注意点(リンク)

以上、エージェント活用についてのメリット・デメリットを解説した。相談はもちろん無料なので、まず相談をしに行ってみることをお勧めする。

僕は自身の経験から、まずはリクルートエージェントの門を叩いてみることをお勧めする。業界最大手、最多求人数というのは伊達ではなく、まずはリクルートから検討を始めて、他エージェントサイトも比較検討していくことをお勧めする。

続き:履歴書・職務経歴書のアドバイス

 

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