履歴書・職務経歴書のアドバイス

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知識習得

転職活動の際には履歴書とは別に職務経歴書の添付が求められる。僕の実体験から、説明していく。

履歴書

履歴書は、年齢、経歴、学歴、現住所、資格など、人材としてのハードウェアのスペックを記載するものだ。また、志望動機などを記入する欄もある。採用を検討する担当者は、まずこの履歴書を見て、「面接に呼ぶか?」といわゆる足切りを行う。例えばこれらを見て、大体のスペックを推し量る。

  • 年齢
  • 通勤は遠すぎないか
  • 自動車免許を持っているか
  • 学歴

オイオイ書類だけで決めないでくれよ、と思うかもしれないが、選考する側の立場になって想像したらわかるはずだ。無限に面談することはできないのだから、少しでも確率の良い方向へ向かうためには仕方のないことなのだ。ただ、文系MARCHの人はあまり心配しなくていい。僕が提唱する、化学業界の中小メーカーは若い人材が足りなさすぎるので、20代でMARCH卒というだけで面接には呼んでもらえる。

また、履歴書はハードウェアのスペック表だと説明したが、例外的な部分もある。この2つだ。

  • 顔写真
  • 手書きの文字

まず顔、というか写真は専門業者に撮ってもらって修正してもらったほうがいい。駅に置いてある3分写真機は正直すぎてダメだ。何よりケチっていて気合が入っていないのが透けて見えてしまう。こういうところもコミュニケーションの一つだと感じ取ってほしい。適度に修正され、血色よく、肌も綺麗にしてもらった写真を貼ろう。女性はもちろん、男性もだ。

確かに数千円はかかってしまうが、安い投資だ。実際、営業活動には外見は重要だから、これは立派な選考基準と言える。見た目に気を配り体型維持に取り組むこと。大して難しくない。イケメンである必要はないが、人から信用されるような見た目は大切だ。自分という商品のパッケージなのだから、みすぼらしくしてしまっては手に取る人はいない。

次に手書きの文字だが、これも気をつけたい。文字が汚いと途端にバカっぽく見えてしまう。何を隠そう、僕もそうだった。子供の頃から文字は我流で、バランスの悪い字を社会人1年目まで書いていた。しかし仕事の中で、氏名や住所を書く際に、あまりにも自分の文字がカッコ悪かったのでなんとかしようと思い、ペン字の練習本を購入し実践した。23歳ごろにして、初めて字を本格的に学んだ。ひらがなは元になった漢字があるし、美しく見える字には共通点もある。ポイントを知れば、まあまあな字は書けるようになる。「きたない」レベルを脱せれば十分だ。これは実は財産で、字が汚い人はそれだけで損をする。きれい、というかカッコいい字は女性にもウケが良い。字がカッコよくなって悪いことは一つもなく、時間をかけるコスパ良好だ。

長くなったが、履歴書も手書きである以上、字を学ぶことの効果をご理解頂けたかと思う。

職務経歴書

職務経歴書の書き方はネットにあふれているから、基本部分についてはそれらを参照されたい。具体的な数字を入れるとか、他の人と比べて自分は〜とかは基本だ。しかし、これは嘘つき放題であるし、その業績って本当にすごいのか?とか、どこでも通用する力なのか?と疑問だ。盛り放題である。僕がこの、営業という土俵において職務経歴書で大切にしたいことはただ一つ。自分は成果を出せる下地を持つ人材ですとアピールすること。

もし、40代でマネージャーとして迎えられるのなら、過去の実績は必要かもしれない。しかし20代の転職である。あきらかにポテンシャル採用だ。これまでの仕事で工夫した事、成果につながった経験を書こう。どんな業界、商品であっても営業マンの工夫は必要だ。工夫ができる下地をもっているということが大切だ。下地がない人には授けることは難しいからだ。

僕がオススメするのは、オリジナルのセールスツールを作成することだ。会社オフィシャルのパンフレットやカタログには、不便な部分があると思う。お客さんが知りたい写真がない、仕組みをわかりやすく解説してない、それを図解する。すごいものでなくていい。ペイントで図を描いて、ワードで作成で十分だ。それを営業ツールとして作成し営業したと実物を見せて語れば、工夫ができる営業マンだと思われる。こんな簡単なことであっても、やっている人はほとんどいない。主体的に動き、工夫ができる若い営業マンは、どの会社も欲しいはずだ。相手の欲しがる人材になる事で、内定が得やすくなる。

エージェントに添削してもらう

以上が僕が推奨する履歴書・職務経歴書の書き方だが、人それぞれの状況にあることは承知している。そのため、転職エージェントと面談し、具体的にどのように書いていくべきか、そして書いたものを添削してもらうのが有効だ。転職のプロからのアドバイスをもらおう。僕は自身の経験から、まずはリクルートエージェントから検討を始めることをお勧めする。業界最大手、最多求人というのは、やはり伊達ではない。まずリクルートに会ってから、他エージェントを比較検討しても遅くはない。

続き:面接を受ける時に大切なこと

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